まちの動き

※こちらは平成15年3月27日に執筆した「コラム まちの動き」の記事です。

 

国立小児病院跡地(都市基盤整備公団が購入)の解体作業を、あるマンションの廊下から見ると、大型トラック、重機が動きまわり巨大なコンクリートがくずされ、巨大な敷地の全容が見えてきました。

私は10月9日の決算特別委員会で国立小児病院跡地について次のような質問をいたしました。(いつも いつまでも自然と共に暮らす喜びのある住まい、都市にあって、自然と調和した暮らしが楽しめる緑豊かな環境・・・さあ皆様も森で暮らしませんか・・・)(成城に建設中のマンションの宣伝にこんなことが書いてありました。)区側は世田谷らしい住宅とはどのようにとらえているか。

しかし、9月25日に都市基盤整備公団の示した計画は、明治薬科大学跡地、そして計画中の「東雲キャナルコート CODAN」と代わり映えしない中層住宅を城壁のように囲む計画である。
世田谷らしい住宅にならないか、もっと住民の意見を反映してほしい。

かつて、この地は陸軍第二病院の跡地で、厚生労働省から土壌汚染について説明がありましたが、それ以上に汚染があるのではないか、区として目を光らせてほしい。

いずれにせよ、これからも地域の皆様と共に都市基盤整備公団の動きに注目していかなければなりません。