決算委員会

決算委員会が始まります。

今回の焦点は庁舎改築の問題が大きく取り上げられるのではないか?

世田谷区役所の本庁舎は前川國男氏による設計で、建築的にも価値の高いものとされています。

国立西洋美術館はフランス人建築家ル・コルビジェの建築作品として近代建築へ貢献し、世界文化遺産に登録されました。
前川氏はそのお弟子さんとのことで評価は高いとうかがっています。

しかし、東日本大震災で庁舎の窓ガラスが60枚以上破損してしまい、耐震補強はなされているものの災害対策本部としての機能は果たせない状況です。(現在は第三庁舎)
熊本の大震災を見るとこのような状態では区民の安全と生活が保てない状況です。

本当に大事なものであればきちんと残す事が大事ですが、その維持運営に対してどのような事が生じるか。
もちろん別の場所に庁舎を移すことが出来れば可能な事ではないと思いますが、これからの経費などを考えれば莫大にものになってしまいます。

今の庁舎を使用するのであれば職員の安全を考える上から一部だけの使用になると思うし、とにかく大胆な発想を持つて庁舎改築を進めなくてはならないと思っています。