今年がいい年でありますように

新年会のシーズンです。
毎晩どこかの新年会に御邪魔して、昨年のお礼と「今年がいい年でありますように」と挨拶をしています。
18年度予算についても近々説明会がありますが、「安心 安全」のまち造りが、熊本区政の大きな目標です。
無論我々もその通りですが、その基本が揺らいでいるような気がしてなりません。

区長としての3年目。
一番しんどいときですが、それだけに私としては「厳しく見て行きたい」と思います。

昨年の暮れに、沖縄を訪問させていただきました。

糸満市の、ソーラー発電については先日報告を致しました。

12月24日には、沖縄県庁に教育長さんをたずね、幼児教育、日本語教育について質問してきました。

特に、日本語教育について世田谷区は構造改革特区「日本語教育特区」として、小中一貫の新教科「日本語」を設置する試みで来年度に学識経験者を交えてカリキュラム編成をし、研究校を指定して授業を実施します。

美しい日本語、日本語の語彙習得や古典、漢字などの朗読、暗唱を重視する基本方針のほか、特に中学では「哲学」「表現」「日本文化」という三領域に分けて指導。

「深く考えて自己表現でき、日本の文化を理解する子供を育てる」。

さて、沖縄では独特の文化があり、最近では「ビギン」などの歌で本当に大事なものは何であるか、が問い掛けられている。

教育長さんは うちなー言葉の大切さをメンソーレ、ヌチグスイなどを例にとって説明していただきました。
ヌチグスイとは「命の薬」、健康と長寿を願う気持ちを込めた言葉で、他にもきれいなものを見た時にこころの薬を頂いた、との意味もあるようです。
私たちも、その言葉の意味を大事に、そして大切にしなければならないと感じました。

時間があまり無くて十分な話はできなかったのですが、教育長さんと話ができたことは今回の訪問で最高の成果でした。

最後に、沖縄の教育長さんは私と同姓同名の 山内 彰 さんです。